写真で綴る職場の風景 ●深堀り点描

大きく分けて5つの最前線…「製品をMGC社取引先に届けるローリー等の運転現場」「水島工場内の充填・荷役作業現場」「2つの自社倉庫を中心に製品の保管・出荷現場」「湾岸バースの原料受入れと製品出荷作業現場」「あらゆる作業で安全の確保に奔走するCSRの現場」、そして「受発注の管理から検査・確認まで支える現場」…それぞれの現場で見落としがちな日々の点描を写真でつづり、装備の解説、港湾訓練の緊張、ほっと一息仲間の笑顔までランダムにご紹介します。

本社前にある計量室でローリーの積載量を確認して、MGC社取引先への納品量の確実性を担保する。
毎日計量スペースに停められるドライバーともガラス越しにご挨拶

帰社後すぐに自前の給油スタンドに直行。原燃料価格の高騰が続く中、消費量を厳密に無駄なく管理、トータルコストの削減に社を挙げて取り組んでいる

2020年完成の新社屋。各部署の社員がデスクを共にしてコミュニケーション力が飛躍的に向上。業務の効率化のみならず、安全の共有意識も大幅に高まった

お客様からの発注は、すべてが製品課で一元管理され、それぞれの現場へ作業申し送りが行われる。さらには製品出荷が安全確実に行われた結果が同部署に集積され、所謂品質管理の指標作成に役立てられている

ローリー上の充填作業で必携の器具がフルハーネス型墜落制止用器具。墜落時に作業者が地面に落ちる前に身体を支える、まさに命綱である

物流センターに併設するドーム型テントは、主倉庫の収納力を補完するのみならず、保税蔵置場としても登録され、海外の輸出基地として機能している

3つのバースを管轄する桟橋管制室。プロダクト業務部の面々が原料受け入れ後ひと段落。厳しい立ち入り禁止区域内の作業から工場タンクを結ぶ配管のパトロールまで、チームワークを保って悪天候にもめげず業務は続く

桟橋管制室の1号バースで2024年4月に実施されたオイルフェンス展張の訓練風景。万一漏れ出した油の広がりを抑え回収する作業訓練を、年間2~3度は実施している。穏やかな海でも荒天・揺れる船上を想定して、油の付いた資機材の取り扱いなど、作業者の準備と対応に本番さながらの緊張感が求められる